正真正銘
今日は、家内の〇〇歳のバースディ20年来、通っている馴染みの”割烹の店”で、”ちょっと、美味しいもの食べに行こうか”となれば、やはりこの店に足が向く・・・「お~い来たぞ」「いらっしゃ~い」元気な声で迎えてくれる。カウンター12席程と、小座敷10席位のこじんまりした店に亭主兼花板一人が、何から何まで拘りずくめで料理を造り、ちょっと、いける器で出してくれる。至福の一瞬だ。 お茶事料理を思わせる一品が、さっと出てくる。カウンターの右端に、活けられた花は、茶花であろう”しろ・祇園守りと言う名の槿”さり気なく静かな設えだ。今日は、美味しい鱧が入ったのでと、家内も私も大好物の「鱧の棒寿司」が出た!料理は芸術で素敵な感動を覚えるものだ。最初出された「山芋そうめんと温泉卵」「すすきの薄つくり」土佐酢で、あっさりと美味。旬の京野菜の焚き合わせ。「まながつおの柚庵漬けの焼肴・鱧、蓮根、コーンの天婦羅、最後は、鱧の棒寿司、ウ~ン舌の上でとろける、目の前で、シャリシャリと骨きりした400グラム?の身の厚い柔らかい皮、串を刺されて、自慢のタレを3回付けられ焼きあがった艶のある狐色で花の咲いた様な焼身で、出来たばかりの鱧寿司を一口に、ほうばる”美味い、美味いッ”余り飲めない酒も今宵はちょっと飲みすげた。もう一つ驚いた。亭主が、これお母さんにと預かっていますと、大きな袋に立派な花とメッセージ。「お勘定して」「あぁ、それも貰っています」えッ娘が、前以て届けてくれたらしい。二度吃驚。「母さん、良い子を持って幸せやなぁ」ハッピー・バースディでした。
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コメント
料理の香りがほのかに伝わってくる様な文体で、全く持ってうらやましい限りです。奥さんのご快癒とお誕生日を心よりお祝い申し上げます。
投稿: ガネッシュ | 2007年7月14日 (土) 00時10分